神戸から、新年明けましておめでとうございます。
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毎朝好きな言葉集を見つめてから仕事を始めるようにしています。
"信念を持った一人の人間は、自分の利害にしか興味のない99人の人間と同等の社会的力を持つ。" (J.S.ミル)
"人生はクローズアップで見れば悲劇。ロングショットで見れば喜劇"
"変化の風が吹き荒れるとき、ある者は壁を築き、ある者は風車を作る"
"挫折にしろ 無念さにしろ 自分の能力の低さにしろ 自分というものに出会ってから人生は始まる"
心機一転今年も、未熟な自分を恥じつつ、地道にやっていこうと思っています。
みなさま、今年もどうぞよろしくお願いいたします。
✏️読んだ/読んでいる
📃記事
ナショナルジオグラフィックが記録した2021年:コロナ禍、気候変動、対立・紛争…色んなことがあった1年でした。今年もたくさんのことが起きるでしょう。どんなときも、強く立ちましょう。 (National Geographic)
いつか訪れたい旅先25 2022年版 もう一度旅に出よう:こちらもナショジオ。米ミネソタ州のボエジャーズ国立公園、いきたい。 (National Geographic, link)
メンタルヘルスに良い都市20選:以前にも取り上げた気がしますが、ニュースレターにつられて改めて読みました。1位はアイスランドのレイキャビク(北北西に曇と往け、で有名ですね)。4位にランクインしているNZのウェリントン、個人的に住んでみたい都市のひとつです。 (Positive News, link)
世界GDP・94兆ドルの国家分布:こんな風になっているんですね。ナイジェリア、10年後にはそこそこの面積になっているだろな。 (VisualCapitalist, link)
フェアな社会を裏付けるもの:情けは人のためならず。正しさは担保しつつ、いかに優しく、柔らかくあれるか。自分の2022年のテーマでもあります。 (blog “タイム・コンサルタントの日誌から”, link)
2022年、テックシーンの見通し・予測:The Informationのチームが語る、2022年に起きるだろうBig Tech周りの変化。AWSの独立やMicrosoftによるPatreaon買収など、踏み込んだことを書くなぁという気持ちです。 (The Information, link)
CES2022はどうなる?:GoogleやAMDなどは対面イベントからの撤退/縮小を発表しているものの、コネクテッド・フィットネス、自律運転・Lidar、リモートワーク/スマートワーク系の技術で面白い発表がみられるかも、との予想。 (TechCrunch, link)
エーザイ/バイオジェンのAduhelm保険償還の行方:1月中にメディケアがこの薬をカバーするかどうか、1月中に予備的決定がなされる想定。先月バイオジェンは販売価格を56kドル→28kドルへと値下げしたがいまだ高額。同薬の潜在患者の8割はメディケア対象年齢で、他の保険会社もその意思決定に従うことが想定される。 (The New York Times, link)
戦略は「失われた芸術」になってしまった:17年の戦略コンサル経験の後にビジネススクールの学部長/戦略講義担当教官を務め、現在はライター/シンカーとなっているRoger Martinの論考。『要するに、戦略は失われた芸術になりつつあるのです。なぜなら、「戦略コンサルティング会社」は、幅広いスキル(主に企画やプロジェクト管理)を持つコンサルタントを輩出していますが、もはや戦略家を輩出していないからです。』おっしゃるとおりである。続きは『感じた/感じている』で。 (Roger Martin, link)
制服は学生の行動や出席率になんの良い影響も与えなかった:米国・OSU所属のアーヤ・アンサリ氏らの研究チームの報告。6千名以上の学生のデータを分析したところ、学生が抱える不安や攻撃性、また社交性などにさしたる差はなかったとのこと。 (ナゾロジー, link)
📙本
鋼鉄都市:TBS・アフター6ジャンクションで紹介されていたアイザック・アシモフのSFミステリ金字塔。アンドロイドワンでもテーマになっていたロボット工学の三原則、いま改めて問い直す。 (Amazon, link)
虐殺器官:テロ・戦争をテーマに。こういうSFはちょっと好みと違うんやなと実感できた名作です。 (Amazon, link)
火星の人:2021年ドはまりしたSF作家・柞刈湯葉さんが日記noteの中で「世界一面白いと思っているSF作家」とおっしゃっていたAndy Wier、その処女作的長編。最高、あまりに最高でした。訳も素晴らしい。こんなにも読み手を飽きさせない長編SF、というか小説作品も珍しい。本は好きだけどSFはなんか苦手、という人にこそお勧めしたいやつでした。 (Amazon, link)
スタートボタンを押してください ゲームSF傑作選:↑のAndy Wierの作品も収められている、ゲームをテーマにしたSF作品アンソロジー。リスポーン、猫の王権、ツウォリアが好きでした。 (Amazon, link)
アルテミス (ハヤカワ文庫SF):Andy Wierの長編第2作。じっくり読んでます。 (Amazon, link)
🎥観た/観ている
The World Ahead 2022: five stories to watch out for | The Economist
HONDA 12/31日経広告:美しかったです。挑戦って、いいもんだ。
📻聴いた/聴いている
東京ポッド許可局:年末特別アーカイブで聞いたベーコン論とすあま論、最高でした。
🧩感じた/感じている
その通りである。コンまなも、この覚悟を持つ人たちの場所になるといいなぁ。
戦略家になりたければ、自分自身を成長させなければなりません。誰もあなたの代わりはしてくれません。ビジネス/経営学部やMBAでは、戦略の特定領域を分析するためのツールを教えてくれるものの、戦略の立て方そのものが扱われることはありません。卒業後に戦略コンサルファームに行ったとしても、戦略の仕事をすることはほとんどないでしょう。たくさんの収入を得て、優れた仕事をし、プロジェクトの計画や管理について多くのことを学ぶでしょう。しかし、戦略家/ストラテギストになれるかというと、そんなことはありません。
悪いニュースから始めましょう。あなたが戦略家になるためには、誰にも頼れず、個人的な責任を負わなければなりません。しかし良いニュースは、あなたがそれをすることができれば、需要と供給の大きな不均衡のなかで価値を持つ人材となるでしょう。戦略は失われた芸術になりつつありますが、優れた戦略の必要性はこれまで以上に高まっています。だからこそ、チャンスはあるのです。
(The Lost Art of Strategy)
Better to write for yourself and have no public than to write for the public and have no self. (周りのために書いて自分をなくすより、ただ自分のために書くほうが良い)by Cyril Connolly
One of the best tricks for problem/solving and learning, is to go to sleep after you hit a wall.(課題解決・学びのために最も気をつけることの一つは、壁に当たった時に眠ること)
新年、1年の計画を考えるよりも、もっとロングショットで5-10年くらいの計画から考え直した方が良い。
やたらとBoldで文章を強調するの、好きでない。
🍵今の関心事
1月から始まる各種プロジェクトの助走をいかに取るか、バランスをいかに崩さないか。
40歳の時の自分はどのように生きて、どのように仕事をしているか。
🥑活動報告
年末年始、コンまな向けのコンテンツ整備に取り組んで、大きめのレポート3本リリースできて、追加2本も近々いけそうです。ご参加をお待ちしています。
→リンク今年1年のGuiding Principlesを改めて書き出しました。またどこかで細かく書こうと思います。
1年に1回StrengthFinderをするようにしていて、今年は元日1/1にやりました。これまではずっと人間関係構築力が上位だったんですが、戦略的思考力がぐぐぐーっと前に出てきました。内省と最上志向が上位に来た実感、あります。引き続き回復志向が低いので意識的に休む時間をとるようにします。
新年2日から献血に行ってきました。いっけー、私の血小板。
年末年始読書のヒットは「火星の人」「スタートボタンを押してください」でした。アンディ・ウィアが本当にすばらしかった。ぜひ皆さんのおすすめ本、コメント欄で教えてください✨
今週も、Happy Weekを:-)