年末からずいぶんと自炊をするようになりました。2024年になったら体にもっと気を遣おう、と考えていて、いや待て別に年明けを待つ必要ないなとなった。以来、圧力鍋で玄米を炊き、お昼の時間が近づいてきたらヨーグルトに漬けておいた鶏肉を焼く生活が続いています。
無精なのであらゆるものが目分量、特段レシピも見ません。味がうっすいおみそ汁や、食感がばらばらの炒め物も出来上がっています。「自分が作ったものには愛着が湧き相場よりも高い価値をつけてしまう」IKEA効果さながらに、自分でつくれば何でも美味しい。私は文脈と情報を食べています。
最近読んだ『土を喰う日々:わが精進十二ヵ月』や2016年に読んだ『アメリカは食べる。:アメリカ食文化の謎をめぐる旅』のように、料理や食事に…
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