"伊藤園お〜いお茶杯王位戦"の第5局@神戸は藤井王位が勝ち、4勝1敗で防衛を決めた。22歳にして既に王位戦を5連覇、早くも永世王位である。挑戦者・渡辺明先生は局後に「4局目、5局目は序盤研究も含めて、いいところがなかったのは実力通りとはいえ、残念です」とSNSにポストされていた。勝負の世界は厳しい。
働き始めてびっくりしたことの一つに、『勝ち負けがはっきりするシーンは存外少ない』がある。学生の時に思い描いていた職場では、壁には営業マンごとの契約金額グラフが掲げられ、競合他社とはコンペでバチバチにやりあい、損失が出たときには会社全体に「なんだってぇぇぇ?!?」がこだましていた。しかし現実の職場はもっと淡々としたもので、ふんわりした拍手(=勝利)か、もう勘弁してくれよ・・・というため息(=敗北)があるくらい…
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