岩波文庫『ギリシア・ローマ名言集』を読み始めました。森博嗣『的を射る言葉』のような箴言集が大好きで、この本も楽しく読んでいます。岩波が取り扱うローマ・ギリシア古典の言葉がたくさん並んでいて、表題の問い「すぐに古びてしまうものは何か??」はディオゲネス・ラエルティオス『ギリシア哲学者列伝』からの引用として載っています。賢人・アリストテレスはこれに"感謝だ"と答えたそうですよ。彼の師の師・ソクラテスが放った言葉「たえず鏡に自分の姿を映してみて,美しければそれにふさわしい者となるように。また醜ければ、教養によってその醜い姿をかくすようにせよ」は教養不足に悩む私の心に突き刺さりました。つらい。
心に残っているものをいくつかメモ。良い言葉はすてきな日々の肥やし。
野心はそれ自身では悪徳だろうが、しばしばそこからいろ…
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