先週「準備ができている人間にしか機会は来ない」という記事を読んだ。
2023年に単著を執筆する機会を得て、自分の著書が書店に並びました。もちろん嬉しかったですが、かつて想像していたような大歓喜ではなく、これもデブサミと同じく「いつもの延長」でした。自分が寄稿した記事がWebメディアに掲載される。自分の書いた文章が掲載された雑誌が書店に並ぶ。共著が出版される。そういうこれまでの活動の繰り返しの先に、「単著が書店に並ぶ」という出来事がありました。
かつて想像した大きな舞台や、大きな仕事は、なにか大きな飛躍があってたどり着くものではなかったのです。日々の生活や毎日の仕事の繰り返しの中で、少しずつ飛躍があり、その「いつものこと」を積み上げた先に、少しずつ大きな舞台や大きな仕事があるのです。
それをやるための経験と準…
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