組織として「やるかやらないか」とある意志決定の現場にいるとしよう。良いところの評点が+60点、悪いところが▲40点で結果+20点で、やると決めることにする。さて、この意志決定に対して反論するならば、どんな方向性がありうるだろうか。
数値の正確性への疑問:+評点が過大 and/or ▲評点が過小(「100億儲かると言っているが最大でも20億だろう」「土地取得・工場建設には倍の費用がかかる」etc)
要素見落としの指摘:▲評点に見落とした要素がある(「環境対策費が漏れている」「外部人材採用費も計上しておくべきでは」etc)
評価基準へのチャレンジ:+/▲の比較基準が不適切(「短期収益よりも長期収益で考えるべき」「組織能力も判断基準に加えるべき」ets)
このいずれもが有効な反論になる。議論の場に提示すべきはこうい…
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