2度にわたる創業と事業売却/Exit、楽天イーグルスの立上げやYJキャピタルや現職での活躍を経歴として目にした人はもちろん、カンファレンスなどでお話しをされている小澤さんの姿を少しでも見たことがある人ならば、彼のことを凡人だと思う人はいないはずだ。余計な言葉を極力省き、シンプルな原理・原則をはっきりした言葉で話す。面構えも立ち姿も立派だ。この本の中でたっぷり語られるその経営・事業思想を"凡人の事業論"と言わしめるとは、三木谷さんはどれほどの天才(あるいは狂人)なのだろう。楽天の株を買わなきゃ。
私も曲がりなりにコンサルタント業をやっているので、仕事としてビジネス本を一定数読むようにしている。面白い、興味深いと感じるものはほとんどない(拙著を含む)。書店に並ぶ99%は適当なカタカナコンセプトの羅列and…
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