こーべ通信:新社会人に夢を届けよう🍗
たくさんお便り、オフィス横に焼肉屋、アルテミスII、スチームパスタメーカー、無駄づくりクラブ、電力機器の根っこに送配電網、大聖堂屋根づくりから始まったルネサンス、新年度始まりの酒、勝負眼、モンテカルロ・マスターズ、叡王戦開幕、来週は東京出張、EC事業加速。
今週は頂いた📩お便りのご紹介から。
毎週のお便り楽しみにしています。
今週の自販機との対話ですが、"自販機が考えることを強制した"と思われていろいろと思いを馳せ、心身の健康の話につながったのかなと思いました。
先ほどの文は能動態の構成かと思います。態には他に受動態と中動態もあります。中動態はタモリさんの反応と似ている印象がありまして、ブラタモリでタモリさんが自販機みたら、強制ではなく自然と自販機きっかけで話題が広がったかなと思います。
心身以外にも中動態もありかなと思ってのお便りでした! (玄太さん)
強制ですか。思いもよらない視点でした。「強制ではなく自然と」このときの”自然”ってどんなことをいうのかなと、強制と自然を対比させる考え方も新鮮でした。『中動態の世界―意志と責任の考古学―』心に残る本の一つです。昨年文庫版が出たんですね。言語学や哲学観点の批判(これやこれ)もみつつ、咀嚼の仕方を考えているのですが、結論が出る見込みはありません。次に自販機と向き合ったときは思い出してみます。
火傷し続ける組織|田中志|Cobe Associe
大企業にいて感じていた違和感が言語化されており、グッときました
がんばります(TOさん)
目先の小得よりも”グッと”くる感をお届けしたいなと思ってはじめたnote連載なので光栄です。先週書いたものだと↓もお気に入り。私がグッときたことだけ書いていきます。
お便りをお待ちしています。
おはようございます。Cobe Associe代表の田中です。オフィスの隣接ビルでずっと工事をやっていたのですが、そこの1階が焼き肉屋になるとわかりテンションが上がっています。ランチに焼肉×ビールいけちゃう???「社会人ってこんなものなのか…」と絶望し始めている新卒社会人に夢を届ける存在でありたいとおもいます。
NASAのアルテミスII計画により、53年5ヶ月20日ぶりに人類は月へ向かう旅に出ています。打ち上げ費用は42億ドル/回。見合うかどうかは、私たちの想像力と実現力に委ねられている。CNNの宇宙中継に登場した話題の少年、君は将来偉大になる。
カバーストーリーはおやすみ。本来は今頃ヨーロッパからお届けする予定だったのですが、色々あって日本にいます。フライトのことを考えるとむしろ良かった気もします。人生万事塞翁が馬のテンションで今週もやっていきましょう。
💼心惹かれたもの
スチームパスタメーカー:「オフィス昼食にスパゲッティが食べたいな」と思いいくつもの電子レンジ調理器を買っては失敗(電子レンジ内がびしゃびしゃになったりパスタ同士がくっついちゃったり)してきた私ですが、初めてまともにおいしく出来る商品に出会いました。盛り上がっています。 link
無駄づくりクラブ 26年3月号:”無駄づくり”として工作・発明活動をされている藤原麻里菜さんのニュースレター。副題の「おかあさん! あたし、無駄なものちゃんと作ってる!」に心惹かれました。このニュースレターのオススメ欄にも載せています。 link
✏️読んだ/読んでいる
📃記事
電力危機の真なる課題は旧世代の送電網にあり:米国のエネルギー問題について素人議論の多くは、核融合だ次世代地熱だ太陽光だと「何で発電するか」に集中している。だが本当の問題は全く別、需要家まで送り届ける送電網にある。米国の送電線の70%以上が耐用年数25年を既に超え、大型変圧器の納入待ちは1〜2年以上。電力インフラ全体の評価は”ぎりぎり可”の評価である。かりに新しい発電所を建設駅手も、それをロスなく消費地まで届けるのは至難の業である。AIデータセンターの建設が進み電力需要が急増する中、この問題は臨界点に近づいている。次のエネルギー危機は、電源の不足ではなく電線の老朽化から始まる可能性が高い。どこに投資が必要か?答えは地上ではなく地下と空中にあるのかもしれない。 >記事を読む
大聖堂屋根に空いた大穴がルネサンスを生んだ:フィレンツェにあるサンタ・マリア・デル・フィオーレ大聖堂は、最後、屋根をつくる段階で建築家が亡くなり、かつ引継ぎ文章もなかったことから、天井に穴が空いたまま140年間も完成を待ち続けることになった。金細工師のブルネレスキがそれを引き継いだが、足場もセメントも使うことができず、わざわざ古代ローマの建築技術を研究して自重で保持する”ヘリンボーン積み”を再発明した。この一つの技術革新(あるいは技術再発見)が、フィレンツェを建築と工学の中心地に変え、集まった資本と人材が更に絵画・彫刻・金融の進化を加速させていった。ルネサンスは抽象的な”文化開花”ではなく、一人の職人が真剣に向き合った工学的難問から始まったのだ。 >記事を読む
政治は反知性主義、文化は知性主義へ:トランプの2期目が始まって以来、政治の世界では「専門家を信じるな」という反知性主義が主流になっている。だが同じ時期に、Z世代のポップカルチャーでは読書の流行のような逆の潮流が生まれ、「賢さ」は新しいクールさとしてTiktokでも話題だ。政治と文化が正反対の方向に動くのはよくあることで、おそらくそこにあるのは反動というよりも補完の心理だ。システムへの不信が高まるほど、個人の知的能力への欲求が高まる。制度を信じられないとき、人は自分の頭を信じようとする。政治が社会のすべてではない。私たちが思う以上に、この世界はうまく出来ている。 >記事を読む
GDPが増えても豊かになれない逆説:米国の最新ジニ係数(所得・資産分配の不平等さを表す0⇔1の指標。1に近いほど格差が大きい)は0.85でフランス革命直前の0.83を上回っている。GDPは成長しているが住宅を購入できる若者の比率は40%からその半分に。資産上昇は当然資産を持つ者にしか届いていない。経済成長を主導してきたGAFAMはSNSやWeb広告、ショート動画などその製品がもたらす害が社会的に認識され、規制の圧力が高まり訴訟リスクも積み上がる。2030年代の社会構造はどんな形をしているのか。 >記事を読む
ためらいなく核兵器を利用する人工知能:キングスカレッジ・ロンドンの研究者が3つのAIモデルに戦争シミュレーションを行わせたところ、21回のうち20回で核使用を”脅し”として提案し、多くのケースで実際に使用という判断が下された。人間の核抑止論は相互確証破壊を前提にしており『自分が死ぬなら撃たない』が常識だが、自己保存本能のないAIは冷酷にコストと便益を計算するのみである。「核使用が目標達成の最短経路」と判断すればためらいなく実行する。恐怖が抑止力になる世界では(いま中東で飛び交っている考え方)、恐怖を感じない主体は抑止できない。「うちは核兵器利用をAIに委ねています」と宣言する国に侵略を企てることはなくなるだろう。有効なブラフなのかもしれない。 >記事を読む
先発優位性は宝か、それとも罠か:「最初にやった者が勝つ」という通念は半分しか正しくないのだと大学教授で戦略研究の大家、ロジャー・マーティンは言う。先発優位性が成立するのは、後続が再現できない”先発優位”が明確に存在する場合だけで、ブランドロイヤルティが高い市場、ネットワーク効果が強い市場、規制による参入障壁がある市場などがそれに当たる。こうした条件がなければ、ファーストムーバーは、技術的リスクを自分で引き受け、市場を自分で教育し、顧客の信頼を一から獲得するコストを単独で支払わなくてはならない。当然、後続企業はこれらにタダ乗りすることが出来るのだ。先行者利益は存在する。だが「先行すること」自体に価値はない。条件を確認せずに動いた先行者は静かに後続企業の波に沈んでいくのだ。 >記事を読む
仕事が消えても、あなたは消えない:「あなたは何者か」という問いに、多くの人は職業で答える。コンサルタント、エンジニア、編集者(日本ではXX社の部長です、と答える人もいるかもしれない)。だがAIが職業を侵食し始めたいま、その肩書き・役割を失うことが現実味を帯びており、実はそれは自分自身を失う恐怖であると著者は言う。しかし同時に、あなたの価値は温かさと共感にあるのだとも。問題を解く速さではなく、人が安心できる場をつくれるかどうか。それは決して自動化できないものであり、「仕事が消えてもあなたは消えない」と伝える根拠でもある。ただしそれは、仕事の外に「自分」を持っている人の話だ。さて、あなたは何者だろうか。> 記事を読む
不完全さに宿る手の温度という価値:Monocleが「今後ジャーナリズムにAIを使わない」と宣言。すーっとした文章が安価かつ簡単に生成できる時代に、あえて手書きの文体の歪みを残すというのだ。AIが生成したテキストには独特の滑らかさがある。情報密度が高く、論理の破綻がなく、読みやすい。だがそれは”人間の体温”を削いだ結果でもある。誤字脱字、独特の言い回し、過剰に長い一文。不完全さの中にこそ、書いた人間が見える。エルメスの職人が手縫いにこだわる理由も々かもしれない。機械の縫い目のほうが均一で強度がある。それでも手縫いを選ぶのは、工程そのものが相手に価値を届けるからだ。私のニュースレターにも誤変換が溢れているはず。それは熱を大切にしているからです。>記事を読む
85%の力で最大の成果を出す法則:カール・ルイスがコーチから言われた言葉があるという。「100%の力で走るな。85%で走るんだ」。レースで最後の直線に入ったとき、ライバルが全力を絞り出して硬直していく横でルイスはしなやかに、滑らかに加速し、ゴールテープを一番に切る。これが85%の効果である。「全力で!」に基づく過緊張は筋肉の協調を乱す。全力は力みを生み、力みは速度を殺してしまうのだ。さて、私たちの仕事に置き換えると、常に120%を出そうとしている人が最も消耗し、初速こそ早いかもしれないけれど、1年を通して見ると結果は大したことないレベルに留まっていたりする。今週、意図的に85%で動いてみると、何かが変わるかもしれない。>記事を読む
📙本
勝負眼 「押し引き」を見極める思考と技術:サイバーエージェント藤田さんの文春連載まとめ。触発されて書いたnoteが『勝負術:運は量より使い方』です。 link
ハイペリオン(上):先週から引き続き、じっくり噛みしめるように読んでいます。7百年後の宗教事情ってどうなっているんでしょうね。 link
📻観た/聴いた
NASAのアルテミスIIの発射中継:カウントダウン極まった最後の”…And lift off.”がバチバチにかっこいい。人類は夢に活かされているのです。金と時間は、前向きなムダのために使わなくてはいけません。人類みな骨になるのだから。 link
🧩感じた/感じている
初々しく酒を飲む新卒と、若手が使えなくてと愚痴を吐くおっさんが隣のテーブルで飲む街、三宮北側。春だ。そろそろ、焼酎のお湯割りからソーダ割りに切り替えです。
かっこいいことをやろうとしてはいけない。それは見栄である。成功に繋がることはない。なぜなら見栄だから。
🍵関心事
テニス】今週からモンテカルロでマスターズが始まります。ラリーが延々と続くクレーシーズンの始まり。スペインや南米選手の活躍が楽しみです。
将棋】叡王戦五番勝負がシンガポールで開幕、伊藤匠叡王が見事に勝ちきりました。今後斎藤先生がどう戦っていくかが楽しみです。先週心に残った対局は4/3の王座戦二次予選の佐藤天・永瀬戦。両者腰の入った良い将棋で、これぞプロの駆け引き、これぞプロの攻め守りだと感動しました。
🥑活動報告
来週は月曜から金曜昼まで東京です。夜の会食4回、いろんな人にお会いできるのが楽しみです。
先週、ばかでかい請求書を出し終えて一安心、入金は4月末予定。同じ日に支払わなくてはいけない予定納税金額を税理士さんからお伝え頂いたのですが、目ん玉が3回飛び出ました。税金を払っているということは、何かをしているということですね。
テニス事業でいくつか進展。①公式Lineを始めました。問合せ対応用が基本です。②お届けまでの目安日数を全商品に追加。③楽天市場への出店準備を開始。④ブランドコートづくりの支払い予約を完了。
お便りをお待ちしています。






