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「道具として使われる “神” の概念」のお話です。
古来から人は(さっそく主語が大きくて恐縮です)、自分の力ではいかんともしがたい不条理や暴力に接した時、神に祈って、あるいは頼ってきました。例えば、雨が降らないのは神が怒っているから、疫病がはやるのは神への捧げ物が足りなかったから、戦争に負けたのは神が自分たちに試練を課したから、などです。日常の論理の外にある物事が起きたときの意味づけ、またはこれから起きることへの心の対処にも、この「神」という概念が登場してきます。
一方で、現代社会で不条理が起…
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