事業コンサルティング会社・Cobe Associe代表の田中志です。このニュースレターはいま367名の方が登録してくださっています。いつもありがとうございます。
おっちゃん3人が楽しく話すラジオ番組『東京ポッド許可局』、1ヶ月に1回は食べもの/飲みものの話をしていて、春先の回で「焼酎のそば湯割りがうまい」と話していました。焼酎のそば湯割り?なにそれおいしそう。そば大国・長野の民で、かつクーラー効きが強めの呑み屋で焼酎お湯割りをゆっくりたしなむのが好きな私としては試さざるを得ない。
宝酒造さんがそば焼酎のおすすめ飲み方を掲載しています。そば焼酎・十割を出していらっしゃるので、楽しみ方も充実のラインナップ。そば湯梅干し、ぜったい美味しい。〆の一杯にできる。
日本初長期樽貯蔵焼酎、音楽仕込み焼酎で有名な田苑酒造さんは"夏こそ、香り高い焼酎のお湯割り"と書かれていて、そば湯割りも推しです。(肝臓専門医が教える、上手な焼酎の楽しみ方) ("世界を酔わす、スピリッツがある。" 素敵タグラインだ)
「そば湯とは、そばを茹でたときのお湯。実はこの中には、そばのビタミンなどの栄養分の8割が入っていると言われています。そば湯の中には、疲労回復を高めてくれるビタミンB1やビタミンB6のほか、ファイトケミカルが含まれています。
植物由来のファイトケミカルは、天然の機能性成分。よく聞くポリフェノールもファイトケミカルの一種です。そば湯には、ルチンやケルセチンというファイトケミカルが入っています。ファイトケミカルには、動脈硬化を防ぐ役割や免疫を強化する作用、解毒作用、老化を防ぐ作用、活性酸素を消去する作用など、体にいいさまざまな作用があります。
焼酎のそば湯割りは、そば焼酎だけでなく、芋焼酎や麦焼酎も良く合います。最も簡単なのは、そば屋さんやそば居酒屋で頼むこと。そば湯は無料でいただけるので、焼酎を頼んで好みで割ればOK。自宅でやるなら、十割そばを買ってくれば、茹で汁でそば湯をつくることができます。お湯割り同様にお腹も温まるので、おすすめです」
十割そばを茹でるのが面倒くさければ、そば粉をお湯でといて簡易そば湯をつくるのでもよさそうです。そば粉も楽天とかでさくっと買えますし。仕事も将棋もテニスも、ファイトすることが多そうな夏なので、そばとそば湯とそば湯割りで乗り切っていこうと思います。
✏️読んだ/読んでいる
📃記事
変数にフォーカスする:算数・数学が苦手な人は、まず定数と変数の取扱いで苦戦する印象で、それくらいこの「変数にフォーカスする」っていうのは人間の初期認知だと難しいんだろうなと。 (SHOHO KOZAWA, link)
何かを考えるときに、今の自分ができることは何か?つまり変数は何なのか?を見極めることはとても重要です。様々な要素の中で、何は自分の意思で変えられるのか?何は自分の行動によって変えられるチャンスがあるのか?を正しく見極めること、逆に何は自分ではどうしようもないことなのか?を知ることは、何かの成功確率を上げるために最も大切なことだと言ってもいいかもしれません。
わかりやすい文章を書くコツ:中原淳先生の文章は言葉選びも展開も好きなんですが、どこまで行ってもコツは原理原則、基本的なこと。最後のコツをみて、" 周知の通り" "疑いなく"みたいな表現が出てくる文章に対して覚える違和感というか気持ち悪さの根っこが見えた気がします。 (nakahara-lab, link)
新たな言葉がでてきたら「定義する」
文章と文章のあいだに「のりしろ」をつくる
「かっこつけない」「マウントしない」
アファーマティブアクションの終焉が意味するもの:6月29日、米国最高裁は「ハーバード大等の入試で人種が考慮されるのは違憲」だとして45年前の判決を覆しました。ラテン系米国人でブラウン大に進学した方が書いたAtlanticの記事や、「結局政治はファッションと一緒だ」と喝破するニュースレター・Triadを読んでいろんなことを考えました。公平・公正とインクルージョンはどの次元で両立可能なんだろうか。 (The Atlantic, link)
数学授業に音楽を取り入れると成績が向上する:先月28日に学術誌・Educational Studiesに掲載された研究。先月のニュースレターでもちょうど数学と音楽の関係性を取り上げたところだったので、個人的タイムリー研究でした。「男の子の方が自分の数学能力を過信しがちなのはなぜ?」に迫るディスカッションペーパーも面白かったです。 (Nazology, link)
知的労働者は歯が命!:Neurologyのオンライン版に掲載された論文。歯周病と歯の喪失が、記憶やアルツハイマー病に関与する海馬の脳の縮小と関連している (American Academy of Neurology, link)
「何もしない5分休憩」を大切に:シドニー大の研究で、脳の認知能力回復のために「ただ休めば良い?森林散歩などアクティビティが必要?」という仮説を検証。けっか、ただ何もせずにぼーっとするだけでも十分に回復がみられたと。積極的にぼーっとしましょう。「創造的な人ほど無為な時間の使い方が上手い」というアリゾナ大の研究もありました。真剣に何もしないことで、何かすることが出来るのです。 (Nazology, link)
生きていることは健康に悪い:副題の「ゼロカロリー炭酸飲料が発がん性物質を含むとして、だからどうしたらいいんや?」という筆者。"コミュニケーション不足と混乱した情報の泥沼”って表現が出てきますが、食品や健康の分野では特に顕著ですね。健康になるため/維持するために生きているような人は何かを見直した方がいいと思うんですよね。 (The Atlantic, link)
米国・各業界の最強利益創出企業:ナイキとデュポンとロッキードマーティンがだいたい同じ規模。ウォルグリーンは前年比70%超成長。すんごい。 (Visual Capitalist, link)
2023年世界版住みやすい都市ランキング:ウィーンがトップで、コペンハーゲンが2位、メルボルンが3位。ウィーンは「安定性、良好なインフラ、充実した教育・医療サービス、豊富な文化・エンターテインメントを兼ね備えている」と。大阪が10位。NZ、ハノイやKLもよさげ。 (Positive News, link)
問題をゆっくり解決する:スタートアップや投資家は問題を「いますぐ」「完全に」解決したがります。わたしはそれより、未熟児の出産や経口補水療法をとりあげたこの記事にあるように、熱意と声を上げ、規範をつくることでゆっくりと前に進んでいくことを好みます。投資家がいう"スケーラビリティ"などくそくらえですよ。 (New Yorker, link)
📙本
雀の手帖(新潮文庫):ここ1ヶ月はまり続けている幸田文さん、そのエッセイ集。「道というものには、前に希望、うしろに哀愁がある」「とにかく万事にとぱすぱしている」いかにも心惹かれる表現ではありませんか。p28-29 "立春"という短い文章があるんですが、これぞ季節を描く文章だと、勝手に打ちのめされる思いです。安易に「のような」に頼ってきた自分を恥じるばかりです。向こう数ヶ月は幸田文さんの文章を読み続けるつもり。 (Amazon, link)
数字と科学から読む音楽:「名指揮者・カラヤンは工学バックグラウンド」「水分子はマッハ1.6で動く」「ライプニッツは誤読→正しくはライブニツ」など、ポケット教養シリーズに恥じない脚注の充実っぷり。絶対音感ではなく相対音感に、平均律の追求ではなく音のローカリティに思考が向く読書体験でした。 (Amazon, link)
信長の正体:「信長はヒーロー!」にも「彼は単なる時代の駒!」にも与することなく、歴史趨勢をおいながらその異端さ・特徴を丁寧に描く名著だと思いました。キリスト教にとって神道は悪であり一向宗は商売敵。信長〜家康は、平和を実現するために平等を「棚上げ」した。軍事力強化のために兵種別編成をしようとすると、その弊害になるのは恩賞・評価制度だった。この3要素はどこかで深く広く考えたい主張・テーマです。 (Amazon, link)
…私が師匠で東京大学名誉教授の石井進先生に厳しく教えられたのは、何かを批判する際は「では、君はどう考えるのか」と問われたときに、きちんと答えられるように用意をしておけということだった。そうでなければ、批判のための批判になってしまうからだ。
📻観た/聴いた
NHK / 徹底討論 問われる宗教と“カルト”:日曜朝に、思考の広がりと深まりを頂けた番組でした。これぞNHK。再放送のいま触れられて良かった。↓は私が2時間の番組を観ながら書いたメモ。 (link)
カルトは定義が難しい。定義と規準のどちらで物事を見るか。若松英輔が指摘する、恐怖と搾取と拘束、この3つの峻別視点は秀逸だった。
近景、中景、遠景の観点で宗教を眺める。聖なるものとしての遠景、日常としての近景。カルトは中景としての文化や淡いが細く、痩せている。大衆宗教は社会に取り込まれた結果中景ばかりが充実し、遠景が消失した。
人には迷う自由がある。迷った人に対しても祈るのが宗教。
反体制と反社会は明確に異なる。反体制の宗教を反社会と見なすのは明確に誤り。
社会とは異なる価値体系を提示できるからこそ宗教の意義がある。脱社会、非社会の場を用意することに宗教の意義がある。
信仰は常に加害者性を持っている。そのことに宗教指導者は自覚的であるべき。
マザーテレサは「宗教は行政サービスを代替しているわけではない。彼らが決して提示することが出来ない愛を届けているんだ」と。
対話というのはむなしい。伝わらない。沈黙よりも対話の方がむなしいことがあることを認めなくてはいけない。
🧩感じた/感じている
下記の意味でいえば、私はだいぶ勇気がある。2SD程度は上位に位置しているはず。
>"「勇気がある」とは、「できないかもしれない」「努力が無駄になってしまうかもしれない」というおそれに対して、耐性が高いということ" (link)幸田文さんのエッセイ、紡がれる言葉がいちいち素敵。
Perspective/パースペクティブこそ全て。
今年下半期もしいたけ占いに示された内容を胸に秘めてやっていきたい。今月はお祭り人間です。
これはその通りです。これからも幼稚園児としてがんばっていきます。
失礼に聞こえたら申し訳ないのですが、水瓶座って「頭の良い幼稚園児」みたいな印象がすごく強いのです。こちらが「このポイント、大事だよ」と言って話しかけても、水瓶座がそのポイントに興味がなかったら「ん! 」とか言って、全然話を聞いていなかったりする
🍵今の関心事
この夏の暑さがどこまでか。
9月の世界1周で巡る各都市のドロップイン可能コワーキング事情。いろんなプロジェクトに関わらせて頂いて嬉しいばかりです。働くぞ。
来週久しぶりに開かれる新卒同期会に持って行くお土産のボリューム。海外に旅立ったり、逆に海外大での学びから戻ってきたり、、、一方私は麻雀の勉強にいそしんでいる始末です。人それぞれ。道それぞれ。
🥑活動報告
真剣にテニスをしすぎて右脇腹を肉離れしましたが、元気です。
2冊目単著の見本が届きました。紙の本は今月中、Kindleも近々に出ます。以前書いたとおり、仕上りには正直満足しきれていないのですが、素敵なデザインに仕上がってはいるので、書店で手に取ってもらえると嬉しいなぁと思っています。
来月から別の会社の社外取締役もやることになりました。がんばって仕事をしていると、必ずみていてくれる人はいるもの、嬉しいです。
今週も、Happy Weekを:-)